結婚恋愛


大石がタイミング良くドアを開ける


「で、でも・・・」

「言ったはずだよ、俺は君が嫌いだ、と」


彬に優しく睨まれて、真帆は泣きそうになりながら車を降りた


「さて、まずは花屋かな」

「はい、坊ちゃん」


車は静かに走り出した






仕事に一人向かいながら、美世は何度目か分からないため息をついた


「今は・・・11時か」


時計を見て、再びため息が出る


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