結婚恋愛
冷たい床と、熱い吐息
「呼んで・・・?」
「・・・あき、ら・・・ッ」
現実から飛び出しそう
夢の中にいるような、そんな気持ち
熱は上がる
冷める暇もなく、聖夜が燃える
「ケーキ、冷蔵庫入れないと、食べれなくなるかな?」
「あ・・・!や、だ・・・ッ」
のんきなことを言いながら、彬はテーブルのケーキを見る
「どうせ・・・食べないくせに・・・!」
美世が彬の胸を拳で殴ると、彬が困ったように笑う