結婚恋愛


素直に好意を受け取っておこう

美世の礼に満足したのか、彬が笑っている


「どういたしまして。だから・・・」


抱きしめようとする彬の顔を、持っていた手帳でガードする


「何するつもりですか?勤務時間中です!」

「ちょっと、スキンシップを・・・」


手帳で顔を押されて、彬は首が若干痛い


「い、嫌です!」


彬の顔を、手帳で殴りそうな勢いで、美世は手帳を押し付ける


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