結婚恋愛


「な、なんですか?」


視線を感じて、美世が顔を上げると彬がこちらを見ていた


「・・・もしかして・・・」

「気持ち悪い・・・」


口元を押さえて、呻くような声を漏らす彬

美世は慌てて彬に駆け寄る


「さっきから飲むペースは早いと思ってましたけど・・・吐くならトイレで吐いてください!」


彬を連れて、美世は急いでトイレに向かう


「うぷっ・・・!」

「酒は飲んでも飲まれるな、と以前も言いましたのに・・・」


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