結婚恋愛


美世が秘書でなくなると、いろいろ不安がある


「まずは美世ちゃんの気持ちだと思うけど?俺や父さんが欲しくても、産むのは彼女なわけだし」


勝手にその気になって、話を進めるわけにはいかない


「それもそうだな。お前から話しておけ。私や園子から言ったのでは、麻生くんに余計なプレッシャーをかけかねん」


卓巳の言葉に、彬は素直に頷く


「じゃあ、報告は以上、ということで。俺は行くよ」

「あぁ・・・」


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