結婚恋愛


「た、食べたいなら、新しいのを食べればいいじゃないですか」


チョコレートの箱を押し付けて、美世が涙目で睨む


「食べたかったわけじゃないよ。美世ちゃんをいじめたかっただけ」


楽しそうに笑う彬を睨んで、美世は持っていた他のチョコレートの箱も、彬に押し付けた


「変態!」

「美世ちゃんだけだから、変態じゃないよ」


全く気にしていない彬に、何だか呆れてきてしまう


「し、知りません、そんなこと!」


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