結婚恋愛


「おはよう、おじいちゃん」

「おはよう、寝不足か?」


祖父の指摘通り、寝不足だった

眠ったつもりなのだが、眠りが浅かったのだろう


「大丈夫。お母さん、ちょっと聞いてもいい?」

「朝っぱらから何?」


ご飯を受け取り、美世は忙しい母に話しかける


「私が結婚したら、嬉しい?」

「そりゃあね。孫の顔、見たいもの。美希はまだ大学生だから、そんな予定ないだろうし」

「そう・・・」


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