結婚恋愛


怒鳴り声が響く中、秘書たちは耳を塞いで感心していた


「起きてください。取引先と会うんですよ?」

『・・・・・・延ばして?』


彬の言葉に、美世はため息しか出てこない


「麻生さん、時間時間!」


同僚が時計の文字盤を指差す


「・・・・・・社長、起きてください」

『無理・・・頭痛い・・・』

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「麻生さん!」


何故か追い詰められる美世


< 74 / 706 >

この作品をシェア

pagetop