結婚恋愛


そんな同僚たちを放って、美世は社長室のドアをノックする


「失礼します」

「ちょうど良かった、今度のパーティー欠席するから、相手の方によろしく言っておいて」


入って早々、頭痛の種を植えられた

ファイルを社長のデスクに置くと、無表情に彬を見下ろす


「欠席のわけを、教えていただけますでしょうか?」

「そのパーティーを主催してるブランドのイメージモデルが、しつこい女で・・・」


また手を出したのか・・・

美世は頭痛と同時に胃痛に襲われていた


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