結婚恋愛


唇に触れる柔らかな感触に、美世は硬直する


「な、何を・・・ッ」

「寂しそうな顔をしてたから、慰めてあげようかと思って」


微笑む彬に、美世は開いた口が塞がらない

顔に熱が集中しているのが分かる


「こ、公私混同はいけませんッ!」

「勤務時間外なら、いつでもいいのかな?」

「そ、それは・・・」


迫られて、美世は彬から逃げるため、窓際に寄る


「あの・・・、なんで迫るんですか・・・?」


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