タイトル未決定


「涼?」

「なに?」


お母さんが部屋に入る。


「先生がね、学校来るようにだって。涼、いい加減行きなさいよ。」



あたしが学校に行かない理由。

大きな理由があったんだ。


大好きだった彼が、同じ高校にいるということ。


「わかったよ。行けばいいんでしょ…。」



もう…あたしのことなんて忘れちゃってるのかな。



金髪に染めていたあたしは、さすがにこれでは行けないから仕方なく黒く染めた。






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