空がもしも海ならば








連れて行かれた場所は薫の家。




「誰の家?」





「私に決まってるやん」





いみわからん。
なんで家やねん。




「入って」




「おじゃま…します」





仕方なく中に入ると、





「うるさっ!!」




大きな泣き声。
リビングに入ると赤ん坊が泣いていた。





「うるさくてごめんな…弟の日向!まだ一歳やねん」




えらいはなれた姉弟や。
ありえんくもないけど。



それにしても小さくて可愛い。










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