空がもしも海ならば







徹平くんがどれなのかハッキリ言って忘れた。





徹平くんのクラスは1―5。





「ここか…」





ドアの前にいる女の子に聞いてみた。





「徹平くんってどれ?」




「あの人」




と指差す方に徹平くん。
徹平くんに近づいて肩を叩く。





徹平くんは振り返り、




「誰?」





と言われてしまった。




「三組の西村やけどさ、友達が話あるみたいやから昼休み、学校の裏に来てくれる?」






「……………うん、わかった」





昼休み来てくれる事になった。











< 50 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop