空がもしも海ならば






「こんなん好きかな」




「違うな…」




「なにが?」




「薫好きそうじゃない」





「そっか。じゃあこっちは」



小さな猿の置物を見せた。





「それも違うな…」




「じゃあこれは?」



可愛らしい筆箱を見せた。





「う~ん。なんか違う気がする」






じゃあなんやったらええねん!!


ウチの方が薫とおる時間長いのにウチはなんもしらんな。







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