空がもしも海ならば
良介くんとは部活などで時間が合わなくなり、気がつけば誕生日2日前。
また駅で待ち合わせした。
「ごめん、遅くなって」
と良介くんが10分遅刻でやってきた。
「いいよ」
「じゃあ行こか」
この前と違うデパートに向かった。
こっちのデパートはこの前のとこよりも確実に狭いけど、こうゆう所に意外とありそう。
「これどう?」
とハートの鏡を見せた。
「これかわいいな」
「でもちょっと違う」