たった一つの星

でも付き合ってちょっとしてからゆうきは、あたしに相談をしていた。

ゆうとは、ゆうなのことが大好きという。でもゆうなには、俺を好きじゃないといってかなり悩んでいた。その時酔っていた勢いもあり、ゆうととキスをした。


それ以上はしてこなかったけど、ゆうとはあたしに言った。

「俺、だめなやつだよな。」


あたしは何もいえなかった。
あたしはこのときかわいそうすぎて、『別れちゃえばいい』と思っていたから…。


どうしてかな?


もしかしたら、このときあたしは、ゆうとを好きだったのかもしれない。今ではわからないこの気持ち。まだあたしは幼かったのかもしれないね。






2月。



放課後、ゆうとからメールがきた。


TO:りな
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今何してる~?

-END-

ゆうとは決して自分からは、何も言わない。
でもなんとなく、ゆうとはあたしに逢いたいのかなと思い
あたしは、暇だから逢いたいとだけ言った。


ゆうとはあたしと同じで、星が大好きだった。



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