たった一つの星
でも付き合ってちょっとしてからゆうきは、あたしに相談をしていた。
ゆうとは、ゆうなのことが大好きという。でもゆうなには、俺を好きじゃないといってかなり悩んでいた。その時酔っていた勢いもあり、ゆうととキスをした。
それ以上はしてこなかったけど、ゆうとはあたしに言った。
「俺、だめなやつだよな。」
あたしは何もいえなかった。
あたしはこのときかわいそうすぎて、『別れちゃえばいい』と思っていたから…。
どうしてかな?
もしかしたら、このときあたしは、ゆうとを好きだったのかもしれない。今ではわからないこの気持ち。まだあたしは幼かったのかもしれないね。
2月。
放課後、ゆうとからメールがきた。
TO:りな
---------------------
今何してる~?
-END-
ゆうとは決して自分からは、何も言わない。
でもなんとなく、ゆうとはあたしに逢いたいのかなと思い
あたしは、暇だから逢いたいとだけ言った。
ゆうとはあたしと同じで、星が大好きだった。