たった一つの星
失い
季節は早くも2月。
もう少しであたしは高校2年にあがるというときの事。
あたしはこのごろ、学校で先生ともめ合いになることが多く、毎日毎日病んでいた。あたしのすべてを否定されてる感じがしたから。
そんなあたしを気遣って同じ学校の男女とその友達の他高の子もよんで、飲み会を開いてくれた。このときあたしは、まだ知らなかった。このあとあたしの人生は最悪なほうに動くことになることを…。
飲み会では、男4人女は2人で開かれた。
その中で1人の男があたしに興味をもった。
その人の名前はしょうた。
しょうたは他高の男子であたし的には苦手な人だった。
たらしっぽいし、口だけの男そうだし、うるさいし、人の話をわかったような口を聞き、ほんとにうざいやつだった。
でもその日の夜、その男は嫌がるあたしを無理やり犯した。
あたしは完全に無になってしまった。
その場であたしは腕をまた切った。
悔しくて涙がとまらなくなった。
それを見た同じが学校の友達はあたしの隣にきて、慰めてくれた。
ただとなりに居てくれた友達。あたしは安心感でまた涙も流した。