たった一つの星

それからじゅんはあたしをいろんなネタで脅し、やる日々になった。

「飲み会でやったこと噂で聞いたけど、しかも本人から。」

毎回毎回、こんなことを言われ、毎日が苦痛でひとりで居る時間も
怖くて仕方なかった。



誰にもたよれない。

誰にも…誰にも…。

でもそんなある日、ひとりの男から
メールがきた。

TO:りな
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友達からメアドきいた。
メールしよ

-END-

それからその人と電話をし、あたしは付き合った。

たった2日くらいであたしは付き合った。


正直、ひとりがいやだったからかもしれない。
でもそれでもいい。あたしの中では、そう思った。


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