たった一つの星

そんな日々が続いて、付き合って2週間もたってない頃、
ひろきの元カノのゆきにあたしは変な噂を立てられていた。


"ヤリマン"

飲み会にいくたびやっている。

そんなことを直接ゆきに言われたあたし。

あたしは正直ショックを隠し切れなかった。
ゆきとは、友達だったから。


でもそれは実際事実なのかもともあたしは思った。

あたしがいくら拒否ってたってやってることには変わらない。無理やりとか関係ない。


ゆきは、友達にきいたといっていた。その友達も友達にきいた。


いつしかあたしは、たくさんの人から人に話がいくたびどんどん噂は大きくなり、デマの噂までたくさんのひとに広がっていた。


『りなってやつ、かなりのヤリマンだって。』

『経験人数2桁いってんでしょ?やばくない?』

『あの高校のやつらとやりまくってるって聞いた』

みんながみんな違う噂になっている。


< 42 / 45 >

この作品をシェア

pagetop