【短】好きな人には彼氏が。
「花梨!!何してんの?」
キョロキョロと何かを探してるような花梨に、後ろから声をかけた。
「翔太!!えっとね…信人知らない?」
少し顔を赤らめて話す花梨。
いつの間にか、呼び捨てになってるし…。
「今日は見てねぇけど。何?約束してた?」
「違うけど…昨日ね?クッキー焼いたから持ってきた」
あれ?花梨ってこんな表情するっけ?
かわいいし綺麗…。
「へぇー。信人にゾッコンだなっ」
茶化して言った言葉に、笑顔で花梨は言ったんだ。
「うん、信人がすごく好き。出会えてよかったと思う」
このときはっきり、自分の気持ちに気付いた。
俺もそんな風に花梨に想われたいって、思ってしまった。
ただの幼なじみが、女に見えた瞬間。
キョロキョロと何かを探してるような花梨に、後ろから声をかけた。
「翔太!!えっとね…信人知らない?」
少し顔を赤らめて話す花梨。
いつの間にか、呼び捨てになってるし…。
「今日は見てねぇけど。何?約束してた?」
「違うけど…昨日ね?クッキー焼いたから持ってきた」
あれ?花梨ってこんな表情するっけ?
かわいいし綺麗…。
「へぇー。信人にゾッコンだなっ」
茶化して言った言葉に、笑顔で花梨は言ったんだ。
「うん、信人がすごく好き。出会えてよかったと思う」
このときはっきり、自分の気持ちに気付いた。
俺もそんな風に花梨に想われたいって、思ってしまった。
ただの幼なじみが、女に見えた瞬間。