【短】好きな人には彼氏が。
俺の片想いも三年目を迎えた頃。
「おう!!久しぶりだな翔太っ」
「遅ぇぞ!!」
久々に高校の男友達と飲み会の日。
近況報告やら思い出話に花が咲いた。
「あ、そういえばこの間花梨ちゃん見たぞ。男と一緒っぽかったけど、彼氏じゃねぇよな?」
突然そんな話が俺に振られた。
今日ぐらい忘れたかったのに…。
「花梨、大学で彼氏できたぞ?俺のツレ」
気にもしてない風を装って、サラっと答える。
「はあ!?まじで!?」
「ありえねぇ!!」
思わず動けなくなる程、すげぇリアクションが返ってきた。
「ん?お前らも花梨好きだったっけ?」
高校時代、花梨に恋した男は数え切れないぐらいいたから。
「確かにファンだったけど、俺らが驚いてんのはそっちじゃない!!」
「は?じゃあどっち?」
俺にはまだ話が飲み込めない。
「おう!!久しぶりだな翔太っ」
「遅ぇぞ!!」
久々に高校の男友達と飲み会の日。
近況報告やら思い出話に花が咲いた。
「あ、そういえばこの間花梨ちゃん見たぞ。男と一緒っぽかったけど、彼氏じゃねぇよな?」
突然そんな話が俺に振られた。
今日ぐらい忘れたかったのに…。
「花梨、大学で彼氏できたぞ?俺のツレ」
気にもしてない風を装って、サラっと答える。
「はあ!?まじで!?」
「ありえねぇ!!」
思わず動けなくなる程、すげぇリアクションが返ってきた。
「ん?お前らも花梨好きだったっけ?」
高校時代、花梨に恋した男は数え切れないぐらいいたから。
「確かにファンだったけど、俺らが驚いてんのはそっちじゃない!!」
「は?じゃあどっち?」
俺にはまだ話が飲み込めない。