ホントの恋&偽物の恋
私の降りる駅が近づいた

「じゃあね またね」

「うん」

「っても もう明日から2月だから学校へ来ないよね・・・」

「うん」

「受験頑張ってね」

「うん」

「なんか怒ってる」

「いや」

「ホントに?」

「なんか怒られるようなこと したわけ?」

「・・・・・」

「もう着くぞ 降りないと乗り過ごすぞ!」

この状態で降りれない


ドアが静かにしまった
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