鬱な私の恋予報。


「いるよ-。
ちょっと待ってね。」


ゆきちゃんにさっさと
渡して帰って
スペシャルダブルベリー味
ねだるんだ。
だから早よ来い。


早よ来い来い-。

こ...い...??


「何??...まじか。」



え、ゆきちゃん??


ちゃん??



「ゆきちゃん
呼んだんですけど...??」


私の目の前にいるのは
確かに可愛らしい顔した人。


「ゆきちゃんだけど??」


「ご冗談を??」


「いやいや、ゆきだから。」


ほら。
と学生証を見せてきた。


真城ゆき


性別、男。


.....男、おとこ、man。




...おとこぉ???


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