禁断~先生が好き~
「いいよ。」



1度も表情を変えない秋羅に恐怖しながら、比奈はもう部屋をでることにした。



「失礼します。   えっ!??」



比奈が背を向け、ドアに手をかけようとした瞬間。左手に金属の冷たいものの、違和感を感じた。



「え??先生なんですかっ??これ・・・手錠・・・??」



秋羅はポケットに隠し持っていた手錠で比奈の左手首・・・そして混乱している比奈の右手にも後ろ手に手錠をつけた。



「先生!!なっ、、何するんですか??」



比奈は持っていたカバンを床に落とし、かなり混乱した。



なんで・・・こんな・・・手錠なんて・・・秋羅先生が・・・?



「そのまま帰れるかい?」



「えっ??先生!なんですか?外してください!!!」



比奈は全く意味のわからない状況に怒りを感じ、興奮してた。



「ダメだね。そう簡単には外せない。」



にっこり笑った先生。比奈はどうしようもなく怖く感じた。



「・・・伊藤。俺のものにならないかい?」




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