ずっと☆好きでいて。
「家が近いから」



「そうなんだ・・」



あたしちょっとショック受けてる。



『咲に会うため』とか、言ってくれる事。



いつの間にか、心のどこかで・・願ってたの?



「お前は?」



「え・・・?」



「何で?」



「それは・・・」


ちょっと間が空いてしまった。



せっかく話振ってくれたのに・・・。



「そんなに言い辛い事?」



う・・・。



「俺から、離れるタメ?」



・・・。



「そうだよな」



そう吐き捨てて、直人君の目の色が変わった。



「急に通学路のハズの、俺の家の前は通らねぇし」


やめて・・。



「直人って呼ばねぇし」



「そんな関係じゃないでしょ。あたし達!」



思わず感情が、あふれた。



あたしの言葉を聞いて、苦笑する。



「やっぱ、俺から逃げてたのか」



「・・・・・」



「否定ぐらいしろよ!」



「なぁ・・・。咲」



「・・・・ちが・・」



「図星なのによぉ・・・。」



「・・・・」





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