純愛
來斗くんは、いつもいつも私に話しかけてくれた。

くだらない私の話も
真剣に聞いてくれたり…

それだけで幸せだったのに。


來斗くんがA組の
可愛らしい子に呼び出しをされた

告白…しかあり得ない。

戻ってきた來斗くんに
聞いても、「違う」しか言ってくれなぃ

すべて、彼の優しさ…


この時、私は初めて
自分の中に芽生えた気持ちの変化に気付き始めていた。
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