運命の糸
【それぞれの糸ー6】
永斗から送られた
手紙の内容…
それを祐平は読み上げた
『みんなへ…
あの時は騙したりして
申し訳ないと
心から思っています。
ワイを助けた上
この施設の事も
何も言わなかった事に
本当に感謝しています。
おかげでワイとネネは
誰にも目されることなく
平和で静かに
過ごしています。
本当に
ありがとうございます。
こんなワイでも
仲間と
言ってくれたことに
今でも嬉しく思います
藤堂永斗』
それを聞くと
みんなは安心した。
「良かった…
うまくいった
みたいだね…」
朋樹はホッと
胸をなで下ろした。
「あん時ゃ大変だったな
いくら
金曜日に拉致られて
土曜日に家に戻ったって
言っても、
丸一日無断で家に
帰らないなんて
怒られて当然だよ~」
白井は怒った親の顔を
思い出しながら言っていた。
「そうだな…
俺も親に怒られた。
拉致られたのは
伏せてたから
怒られるのは当たり前か…
親は知らないんだから。
友達の家に
行ったって事で
話は落ち着いたが…」
やっと
落ち着きを取り戻した螢は
ベンチに腰掛け直し
そう言った。
「キャハハ!!
それにしても関西馬鹿の
いつもの関西弁が
書かれてないね!
律っ儀~~~
丁寧過ぎね!!」
礼子は
ケタケタ笑いながら
手紙を眺める。
「仕方ないよ。
相当反省してる
みたいだから。
ホントみんなのお陰で
今は平和に
住んでるみたいだね」
祐平はそう言い
みんなはうんうんと
頷いた。
今新聞に載っているのは
あの島にある
富士グループの施設が
原因不明の大爆発。
死者2名と
書かれている事だけ。
その施設の内容は
書かれていない。
クローンについては
振れられていないのだ
永斗から送られた
手紙の内容…
それを祐平は読み上げた
『みんなへ…
あの時は騙したりして
申し訳ないと
心から思っています。
ワイを助けた上
この施設の事も
何も言わなかった事に
本当に感謝しています。
おかげでワイとネネは
誰にも目されることなく
平和で静かに
過ごしています。
本当に
ありがとうございます。
こんなワイでも
仲間と
言ってくれたことに
今でも嬉しく思います
藤堂永斗』
それを聞くと
みんなは安心した。
「良かった…
うまくいった
みたいだね…」
朋樹はホッと
胸をなで下ろした。
「あん時ゃ大変だったな
いくら
金曜日に拉致られて
土曜日に家に戻ったって
言っても、
丸一日無断で家に
帰らないなんて
怒られて当然だよ~」
白井は怒った親の顔を
思い出しながら言っていた。
「そうだな…
俺も親に怒られた。
拉致られたのは
伏せてたから
怒られるのは当たり前か…
親は知らないんだから。
友達の家に
行ったって事で
話は落ち着いたが…」
やっと
落ち着きを取り戻した螢は
ベンチに腰掛け直し
そう言った。
「キャハハ!!
それにしても関西馬鹿の
いつもの関西弁が
書かれてないね!
律っ儀~~~
丁寧過ぎね!!」
礼子は
ケタケタ笑いながら
手紙を眺める。
「仕方ないよ。
相当反省してる
みたいだから。
ホントみんなのお陰で
今は平和に
住んでるみたいだね」
祐平はそう言い
みんなはうんうんと
頷いた。
今新聞に載っているのは
あの島にある
富士グループの施設が
原因不明の大爆発。
死者2名と
書かれている事だけ。
その施設の内容は
書かれていない。
クローンについては
振れられていないのだ