【完】甘いカラダ苦いココロ
小さな頃から、女に苦労したことはなかった。体格にも恵まれてスポーツもやればそれなりにこなせたし、勉強も要領を得れば、そこそこできた。
気がつけば、どうしてもやりたい事もどんな事をしても欲しいものも胸がしめつけられる程夢中になることも無かった。
だから、最近、毎日気がつくと沙耶の事を考えてる自分がいて、そのこと自体に驚いていた。
沙耶のどこに触れても反応するし、どこを触れられても気持ちいい。変に詮索してきたりしないし、束縛してくることもない。一緒にいて楽だった。
カラダの相性が
まさに『ぴったり』ハマった。
そんな沙耶は貴重な『セックスの相手』だった。