†プティットゥ・ミニョン・アムール† 小さな可愛い愛
さ、さすが外人。
スキンシップが激しい……
『可愛い!
日本人って本当にウブなのね。
ここじゃ挨拶にキスなんて当たり前よ♪』
えー!
当たり前なの?
ど、どうしよう。
私今までに付き合ってた男の子すらいないのに…
私がパニックに陥っているとぺディは‘分かってるわよ’という感じのお姉さんの笑みを向けてくれた。
『大丈夫よ、菫。
あたしと貴女学校も学科も一緒だからずっといられるし、野獣な男共から守ってあげる♪』
かっこいい!
さすがお姉さま♪
―って、違う!
なんか今ぺディから恐ろしい言葉が…
『ペ、ぺディ?
今なんか恐ろしい言葉が聞こえた気がするんだけど…』
お願い!!
私の空耳よね!?!?
『ん?
野獣な男共?』
きゃーーー!!!!
ど、どうしよう!
私男の子とちゃんと話したのなんて小学生までだよ?!
フランスの紳士は?
[ショックのあまりキャラ崩壊の危機に陥っている菫です。]