†プティットゥ・ミニョン・アムール† 小さな可愛い愛
それに、
それだと椿が本心から行きたいと思ったって訳じゃないの?
「そんな!
椿は行きたいところ無かったの?
私に付き合ってただけじゃ」
「言ったでしょ?
菫と同じところに行きたかったの。
結局、あの3人しか菫みたいな子がいなかったけど。
ごめんね。」
椿は私の言葉を遮ってさっきと同じことを言った。
申し訳ないと思うけど、少し嬉しい。
自分の事じゃないのにいっぱい考えてけれていて
嬉しい。
「ありがとう。」
確かに変人扱いされたけど、
悠美と柴莉と遊茉っていう
きっとこの先もずっと一緒にいたいっていう友達ができた。
学校はあんまり楽しくなかったけど、
やっぱり楽しかったの。
だから、
ありがとう。