あんこ屋のSS-ショートショート-(つまり短編集)
一冊のセカイ
12/31
会社員小城高儀。
妻はいるが子はいない
大掃除、彼は祖父が残した小屋の隅にある段ボールを持っていた。
「くそ、重たいな」
段ボールを捨てるべく小屋から出て行こうとすると何かに足をつまづき段ボールをぶちまけた。
「いてえ」
彼は肘を打撲した。
ぶちまけた段ボールのなかから出てきたのは祖父の日記帳、ペン、ウエイトだ
「日記帳……?いったい……つか何でウエイト!?」
彼は少しあきれ気味に言いつつ、三つの内からの日記帳をえらび、順を追って開いていく。
とくにおかしな点は無かった、最初の方はしかし最後の方になるにつれ彼は少しずつ違和感を感じていた
【12/31】
孫の高儀は大掃除のとき、ワシの小屋からこの本を発見する
そうにっきにかいてある
会社員小城高儀。
妻はいるが子はいない
大掃除、彼は祖父が残した小屋の隅にある段ボールを持っていた。
「くそ、重たいな」
段ボールを捨てるべく小屋から出て行こうとすると何かに足をつまづき段ボールをぶちまけた。
「いてえ」
彼は肘を打撲した。
ぶちまけた段ボールのなかから出てきたのは祖父の日記帳、ペン、ウエイトだ
「日記帳……?いったい……つか何でウエイト!?」
彼は少しあきれ気味に言いつつ、三つの内からの日記帳をえらび、順を追って開いていく。
とくにおかしな点は無かった、最初の方はしかし最後の方になるにつれ彼は少しずつ違和感を感じていた
【12/31】
孫の高儀は大掃除のとき、ワシの小屋からこの本を発見する
そうにっきにかいてある