REAL HOPE Ⅰ
「あ…りがとうございます」
いきなりの登場というか、何でここにいるのかという疑問が浮かんでくる
お姉様に手を引かれたまま歩いていると、門の少し手間ではいつものレツの車
その前では聡ちゃんが心配そうにこっちを見ている。
「ジュンちゃん大丈夫だった?」
「うん。」
どうやら聡ちゃんはさっきの光景を見ていたらしい
「失礼ね、私がいるんだから大丈夫に決まってるでしょ」
そういったお姉様は悪ガキっぽく笑って、後部座席に乗り込んだ。