REAL HOPE Ⅰ
「わ…かれたの?」
目を点にして、あり得ないって顔のアズサさん
そりゃそうだ。
付き合った理由があんな動機だし、だれも納得してなかったのに
まさかこんなあっさり別れるとは思わない
てか、あの女は別れに納得してなかったし
むしろ完全に別れたとは思っていないかもしれない
でも次の瞬間には
「まぢか!!別れたとかナイス!!!」
アズサさんは笑顔全開でドカッとソファーへと座った。
ツカサはまぢでビックリしていて、ハルマは「ふーん」と、呟いていた。
「でもさぁ、あの女一発しばいた方がいいよ。むしろしばいてこい!!!」
「何でだよ。」
特効服を羽織ったレツが煙草へと火をつける