REAL HOPE Ⅰ



そのままもうスピードで国道を走り抜けた私達は

1時間もするとあの倉庫に戻った。


途中たくさんいたメンバーは何故か散らばり出して倉庫に戻った時にはかなりの人数が減っていて



「あの人逹どこ行くの?」


散らばり出した面子を見つめながら総ちゃんに問いかける



「あいつらは、傘下のメンバーだから自分逹のチームの溜まり場に戻ったんだ。」



ふーん

傘下とかあるんだ…


それを合計したら一体何人になるんだろうと、私の背筋にかるく鳥肌が立った。




総ちゃんの車を下りると、やっぱりさっき行った部屋につれていかれて




「きっとレツさん逹もう少ししたら戻ってくるからここで待ってて。」



総ちゃんは私を置いて一人部屋の外へ出ていった。






< 36 / 302 >

この作品をシェア

pagetop