REAL HOPE Ⅰ
「それじゃあ夜飯でも食べに行こうか。」
ハルマが買ってきてくれていた少女漫画がちょうど読み終わった私にハルマが言った
10月の七時の空はもう真っ暗で、コートを着ていないと肌寒い。
外にいるメンバー達は
寒いのなんて気にする様子なく遊んでいるのを見ると、やっぱり若いんだなって思う私は
おばさん精神の持ち主なのかもしれない
「ジュン寒くねーの?」
学校から直接来ている私はもちろん制服なわけで
ツカサが私のミニスカートから出る生足を見て寒そうに呟いた。
「寒いけど、女子高生は足出してなんぼでしょ。」
そんな事を言える私は
まだギリギリ若くいられてるな、