ココロの鍵



しばらくすると青葉さんは寝室に戻ってきた。



「美砂、今ご飯頼んだからリビングに来い。」



あたしはベッドから降りた。



あれ…?

この服あたしのじゃない!


それに雨に打たれたのに体が冷たくない…。



「あぁ…体が冷えてたから風呂に入れたぞ。」



風呂…?


風呂って…!!



「あの…その…!そ、そのとき…」



「あぁ、裸バッチリ見た。」



青葉さんはニッコリしていった。




えぇ!?

そんなはっきりと……

少しはフォローしてほしかった……。







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