ココロの鍵
「美砂ちゃんっていうのー?かわいーね♪」
大森さんはあたしの頭を撫でた。
「触んな、おまえが触ると美砂が妊娠する!」
に、妊娠って…
「ひっどー!あ、美砂ちゃん!俺のことは潤って呼んでね♪」
うぇ?
見るからに大森さんは年上…
呼び捨てはできないよー!
「潤…さん。」
あたしは考えた末名前にさん付けをした。
「美砂ちゃん声までかわいー!ねぇ、蓮なんかやめて俺と付き合わない??」
えぇ!?