星の瞬く時間に

「うん。分かった。じゃあね」

電話を切り、画面を確認すると
1時間近く話していた。

「…肉じゃが、冷めてる」


また温めるのも面倒なので、
そのまま冷たいご飯と肉じゃがを食べ、
後片付けやお風呂、明日の準備等を
済ませて布団に入る。


時計に目をやると、
既に針は1時を回っていた。


くそう、喋り過ぎた。


目覚まし時計をセットして
電気を消した。


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