夏の夢・夏の香り・私のトナリ
「……貴方の人生なんだから、好きに生きなさい!」


母は、いつもよりキツい眼差しで、私を見つめて肩を掴んだ。


「………」
正直、迷っていた…
このまま、マール星に残って好きでもないルキトと結婚して、国の跡継ぎをするか…

自分の気持ちに正直になって、マコトに会いに行くか…


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