夏の夢・夏の香り・私のトナリ
「『メルお姉ちゃんは、好きな人と居るべきだよ…』って…この子達は、ワシに言ってきたよ。」


私は、リーバとスイメを見つめると「メルお姉ちゃん、幸せになって」と呟いた。


「……っ!」


涙が溢れて止まらなくなる。
この子達は、まだ小さいのに…私のことを想って言ってくれた言葉に、胸がいっぱいになった。


「あ…ありがとう…」


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