夏の夢・夏の香り・私のトナリ
メルメルが、俺の家に来てから1週間が経ち始めた…。


「やぁメル、調子はどうだい?」
俺は、メルメルが乗って来たという宇宙船を眺めた。

「前よりは、直ってきたわ…けど…無事に帰還出来るかしら…?」

不安そうに、宇宙船を見つめているメルメルを、俺は優しく見つめた。

「大丈夫だよ…きっと帰れるさ」

「そうね」
ふっと笑った後、一瞬だけ悲しそうな表情が見えたのは気のせいだろうか?


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