素直になりたい
そう思ったのは、ワークをとりに行って未海と一緒に教室に行って、自分の席に座った後。
授業中、なんの為に塾に来てるか分かんないほど、あの人のことを考えてた。
そして気付いたら授業が終わっていた…
「月本~!さっきの勉強分かったか?」
先生に声をかけられた。分かんないよ、そんなの…。
「分かりませんでした。すみません…」
「いや、おまえが謝る必要なんかない!単元の途中だしな~…んー。明日とか来れるか?」
「はい。」
「じゃあ明日、今日と同じ時間に来てもらってもいいか?バス使ってもいいから!」
「分かりました」
そういうと、先生は出て行った。
そして、初めてみる子たちが私の周りに集まった。
他校の子とかと話すって、結構楽しいなぁ…
まだ、数時間しかいないのに、もっと昔からいたようでとっても落ちつく場所だった。