君と出会えて
あおいが隼人のことを好きだから

ブーッブーッブーッブーッ…


あたしの携帯が震え出した

―――――――――――
ありがとうm(__)m
未来と一緒だとかうれしいなー
―――――――――――

そのメールを確認すると、あたしは携帯を閉じた



そして隼人と一緒に4階へと向かった


「この階段…めちゃめちゃしんどい…」


3階ぐらいの辺りであたしは既に、疲れ果てていた



「ほんと未来は根性ねーなー

これから少なくても1年間はこの階段で4階まで行くのによー」


「もーそれを言わないでよっ

あっやっと着いたー」


廊下には1年生がすでに何人か教室へと向かっていた


「あっじゃあ、あたしここだから

また後でね」



「おうっじゃーなー」


自分の教室へと入ったあたしは、まずグルッと辺りを見渡した


教室には男女合わせて10人ほどいた


みんな初めて見る人ばかりで、あたしは友達が出来るかどうか


とても不安になった



座席表を見て自分の席に着くと、あたしの前の席にいる女の子が話しかけて来た



野間秋葉(のまあきは)

椅子に張ってある名前シールにそうかいてあった



「ねぇ、名前なんていうの?
あたし、秋葉って言うんだ」



見た目は…

髪は綺麗な栗色、髪の間から見える耳には、ピアスが1個づつ


化粧はまぁそこまで濃くはなく、親しみやすい感じだった



「あっあたしは未来っていうんだ!」


「へぇ未来っていうんだっ!
いい名前だね」

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