メイド服に身を包み。
その人は、おどおどしている私ににこりと笑ってくれた。
「はじめまして。
わたくしは、ここのメイドを取り仕切っている、楓と言うものです。
これから貴女の教育係を担当します」
こっ、こんな綺麗な人が私なんぞの面倒を!?
滅相も無い!!
本当にいいのかな?
「よろしくね?」
はあ~~。やさしそうな雰囲気がにじみ出てるよお!!
空気も美しくなってる気がする。
空気清浄機か!?
にこにこ顔のメイド様は私の気になることを言ってくれた。
「その制服、着心地がすごくいいでしょう?
絹で出来てるので洗濯しないでこの屋敷にある、クリーニングサービスに預けてね。」
き、絹ですと~!?