メイド服に身を包み。
一度はお目にかかるであろうとは思っていたけど、
結婚式の白無垢ぐらいのもんだと思ってたよ。
こんなに早くからお目にかかるなんて!!!
ありがたやーー。
通りで制服の色が鮮明な発色だと思った。
上品な深緑は私が想像していたメイド服とは少し違っていた。
形は、イメージの服から、ちょっとスカート丈が長め。
品があるデザインでなんとか私も着こなせそう。
「それにしても長身だね。
何センチ?」
私の頭のほうを見て問いかける楓さん。あ、そっか。
「175センチです。」
私はものすごくでかいのだ。
見ると楓さんもなかなかの長身だけど、私の目線から少しだけしたのラインかも。
「えー!! いいな!
私もそのくらい欲しい。いやもっと欲しいな」
え。でもそれだと女の子にはむしろコンプレックスになる。
「イヤイヤ、小さいほうが可愛いですって」