中途半端なオトコマエ!
「山本さん、オレはきみを応援するから、オレのことも応援してくれる?」
「もちろん」
「志研じゃなくて、北川でもいい?」
「うん」
美沙はうなずいた。
「では、山本さんのために歌います」
ギターを抱えて、明るい曲を選んで歌った。
♪雨に濡れた公園で
君はひとりで泣いていた
うるんだ瞳を見ていると
きみを放っておけなかった
ワン・ワンダフル・ワールド
街を歩こう
二人で行こう
僕たちをつなぐ
細い鎖は けして切れない
ワン・ワンダフル・ワールド
いつの日か 君が
姿を消しても
僕の心に 君は生きる
いつまでも 君と歩こう
ワン・ワンダフル・ワールド」
これは、去年の秋、ケーキ屋の女の子に頼まれて作った曲だった。
あの子、どうしているだろう……。
「もちろん」
「志研じゃなくて、北川でもいい?」
「うん」
美沙はうなずいた。
「では、山本さんのために歌います」
ギターを抱えて、明るい曲を選んで歌った。
♪雨に濡れた公園で
君はひとりで泣いていた
うるんだ瞳を見ていると
きみを放っておけなかった
ワン・ワンダフル・ワールド
街を歩こう
二人で行こう
僕たちをつなぐ
細い鎖は けして切れない
ワン・ワンダフル・ワールド
いつの日か 君が
姿を消しても
僕の心に 君は生きる
いつまでも 君と歩こう
ワン・ワンダフル・ワールド」
これは、去年の秋、ケーキ屋の女の子に頼まれて作った曲だった。
あの子、どうしているだろう……。