中途半端なオトコマエ!
テレビを消したあと、しばらく死んだようになった。

本当に死んでしまいたかった。


それでも、時間がきたから、幽霊のようになって、アルバイトには行った。

商品を並べたり、レジを打ったり、店の掃除をしたり……

そんなことをしている間にも、タクヤはテレビに出て、本来オレが歌うはずだった歌を歌うのだろう。


もう、ライブに出る気がしなかった。

アルバイトにだけ、かろうじて出るのだ。


オレは、生きているのか?

いや、オレは、もう生きていないかもしれない。。


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