短編集
それからどれくらいたっただろう…?
あたしには1年以上に思えたけど、実際は1ヶ月だろうか…?
涼の友達、哲也があたしのお店に来た
哲也とはあの日、アドレスを交換していたからちょこちょこは連絡をとっていた
「よっ久しぶりー」
「あっ哲也くん…久しぶり」
あたしは元気に返事も出来なかった
「なんだよー元気ないな
涼のことで…か?」
あっもしかしたら…哲也君なら涼が何故来なくなったのか知ってるのかも
そう思ったあたしは、哲也に聞いてみた
「あのねっ、最近涼くんがお店に来ないの…
何でかわかる?」
「………さぁ、わかんねーなあ…わりいな……」
そう言う哲也の顔は、何故かばつが悪そうだった
絶対なんか隠してる…
そう思いながらも、こんま決まりの悪そうな顔をされたら、なぜか聞いてはいけないような気がしたんだ
「みなみちゃんはさあ…涼のことどう思ってんの?」
「えっ…?どう…って…」
「好きなんだろ、涼のこと」
なんでだろ…哲也には嘘…つけないや
「……………うん、好きだよ」
「そっか…ほんっと涼のやつはよーハハハ
あいつ…最近来ないって言ってたろ?
涼には格好悪いからいうなって言われてんだけどよー」
今から哲也君がいうことは…あたし、聞いてもいいんだよね?
「うっうん…」
「あいつ…一ヶ月前、車に引かれそうな女の子を助けようとして、車に引かれたんだ」
「えっ……だっ大丈夫…だったの?」
だーあたし、噛みすぎだ…
「ハハハ…噛みすぎ
まぁちょっと怪我はひどかったから入院はしてるけど、今はほとんど怪我もよくなって、
来週には退院出来るってよ
ほんとあいつはよー何にも言わないで来なくなる方が、余計心配になるってゆーのによ
だから、俺が今日……って、おい
びっくりしたー」
あたしには1年以上に思えたけど、実際は1ヶ月だろうか…?
涼の友達、哲也があたしのお店に来た
哲也とはあの日、アドレスを交換していたからちょこちょこは連絡をとっていた
「よっ久しぶりー」
「あっ哲也くん…久しぶり」
あたしは元気に返事も出来なかった
「なんだよー元気ないな
涼のことで…か?」
あっもしかしたら…哲也君なら涼が何故来なくなったのか知ってるのかも
そう思ったあたしは、哲也に聞いてみた
「あのねっ、最近涼くんがお店に来ないの…
何でかわかる?」
「………さぁ、わかんねーなあ…わりいな……」
そう言う哲也の顔は、何故かばつが悪そうだった
絶対なんか隠してる…
そう思いながらも、こんま決まりの悪そうな顔をされたら、なぜか聞いてはいけないような気がしたんだ
「みなみちゃんはさあ…涼のことどう思ってんの?」
「えっ…?どう…って…」
「好きなんだろ、涼のこと」
なんでだろ…哲也には嘘…つけないや
「……………うん、好きだよ」
「そっか…ほんっと涼のやつはよーハハハ
あいつ…最近来ないって言ってたろ?
涼には格好悪いからいうなって言われてんだけどよー」
今から哲也君がいうことは…あたし、聞いてもいいんだよね?
「うっうん…」
「あいつ…一ヶ月前、車に引かれそうな女の子を助けようとして、車に引かれたんだ」
「えっ……だっ大丈夫…だったの?」
だーあたし、噛みすぎだ…
「ハハハ…噛みすぎ
まぁちょっと怪我はひどかったから入院はしてるけど、今はほとんど怪我もよくなって、
来週には退院出来るってよ
ほんとあいつはよー何にも言わないで来なくなる方が、余計心配になるってゆーのによ
だから、俺が今日……って、おい
びっくりしたー」