bitter sweet
健ちゃんはいわゆる俺の幼馴染みってヤツで、昔から何をするにも一緒で2人でヤンチャな事ばっかしとった。
「……けど俺、腕掴まれた時、アブない世界連れてかれる! ってマジで焦ったわ~」
「アブない世界って?」
「じ~っ、て俺の顔見てたやん。ロックオンされてもうた、って思ってん」
ほっと胸を撫で下ろした俺に、健ちゃんはやっと納得したように指を鳴らした。
「ああ! ノーマルってそういう意味やったんか? 似てるなー、思て見てただけなんやけど。それに、オレはちゃんと女が好きやから安心せえ」
言いながら健ちゃんはチラシに目を通している。
「和紗、ライブやるんか? ギター続けてたんやな」
「ん。イヴにな、そこに書いてる場所周辺で」
つっても、ストリートやから店が閉まった後の一時間くらいしか出来ひんけど。
「……けど俺、腕掴まれた時、アブない世界連れてかれる! ってマジで焦ったわ~」
「アブない世界って?」
「じ~っ、て俺の顔見てたやん。ロックオンされてもうた、って思ってん」
ほっと胸を撫で下ろした俺に、健ちゃんはやっと納得したように指を鳴らした。
「ああ! ノーマルってそういう意味やったんか? 似てるなー、思て見てただけなんやけど。それに、オレはちゃんと女が好きやから安心せえ」
言いながら健ちゃんはチラシに目を通している。
「和紗、ライブやるんか? ギター続けてたんやな」
「ん。イヴにな、そこに書いてる場所周辺で」
つっても、ストリートやから店が閉まった後の一時間くらいしか出来ひんけど。