人の恋を笑うな
みんな帰り、私は後片付けしていた


一時はどうなるかとおもったけどうまくおさまってよかった…


でも…人事じゃないと思った。私と社長もいつかあんな喧嘩するかもしれない…現にルイさんが社長訪ねてきた時、ちょっぴり嫉妬した…


洗いもの終えて、お風呂あがったら12時を過ぎていた


携帯をみると社長からの着信履歴があり、私は慌てて電話をした


でも留守電だったため、『おやすみなさい』とだけメッセージをいれて、私は寝室にいった



翌朝、新聞をみてると、広告に大阪組の雑誌『スーダン』が載っていた


【新しくなったスーダンのテーマはやんちゃなエロス】


私が前言ってた…参考にしてくれたんだ


嬉しくなって、駅のキオスクで雑誌を買った


キオスクのおばさんは私を変な目で見ている…いや、周りの人達も…


会社につくまで雑誌はバックにしまい込んだ


いつものように掃除してコーヒーをいれ、社長室にコーヒーを持って行った


『昨日電話すまない、接待で歌舞伎町にいた。一応電話したんだけど』


『昨日、石田さん夫婦と島田君きてお好み焼きパーティーしてたんです。だから電話きづかなくて…こちらこそすみません』


『充から話し聞いたよ。お前も大変だな。頼られキャラなんだな』と社長が笑った


『明日の土曜日、休んでいいからな。お母さんと夏子ちゃんくるんだろ?日曜日衣装合わせだから。もうけんかは無しだからな』


『はい、ありがとうございます。あと、雑誌、私の事認めてくれてありがとうございます』


『石田がこれだ!って一回で気に入ったテーマだからな。これからも頼むよ』


『はい!』


昼休み、お弁当を食べながら雑誌をみていた。結構エロくて目がギンギンになってしまった…
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